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私は目利きではない
私は目利きではない@notaconnoisseur
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映画『アートなんかいらない!』を見た。 一言で言うのならば、とても『大きな』映画だった。
宇宙規模で見れば、あまりにも小さな人間のそのまた営みの一つにすぎないアート。 そこから飛び出てしまった荒川修作は、その人間の身体にこそ、可能性の宇宙を見たのではなかったか。
天地一杯のひろさん
天地一杯のひろさん@i_am_bomp
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【アートなんかいらない!】ニューヨークで荒川修作の助手をしていた人の証言で「荒川からの手紙には一人称単数が全くない。すべて"私ら"と書かれていた」とあり、「やっぱり荒川はIのOSからWEのOSにシフトしてたんだ!」と思った。「死なない命」なんていう言葉は、WEのOSからしか出てこないもんね。
天地一杯のひろさん
天地一杯のひろさん@i_am_bomp
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【アートなんかいらない!】 話題は多岐にわたって、知識に乏しい私にはついていくのがちょっと大変なところもあったが、僕の友人には「生死 (こう書いて仏教では"しょうじ"と読む)」の問題に正面きって取り組む僧侶がたくさんいて、そんなお坊さん全員この映画観るべき!
ギョクセンヒロジ
ギョクセンヒロジ@tamagawaya_uc
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今池シネマテークにて、映画『 #アートなんかいらない 』・1「惰性の王国」&2「46億年の孤独」を続けて観た感想は、「マッドマックス1&2を続けて観た気分」でした。
世界観の前提提示と、各方向への展開。
(トークにみえた山岡監督に直接伝えてしまった)
観て下さい。
高畑 渡
高畑 渡@tak1968hat
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荒川修作さんをかなり大きく扱っているところは、今回のあいとり2022につながるところも強い。大浦さんが一時期荒川さんの助手をしてたとは知らなかった。
大浦さんが自作『遠近を抱えて』が自画像だとよく語ってて、正直意味がよくわからなかったのだが、今回のインタビューを見て腑に落ちた。
にこ
にこ@qinqiqiqqi
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「#アートなんかいらない!Session2 46億年の孤独」を見てきました ラスコーの壁画やボイジャー、恐山霊場など「世界の外側」への希望としての「あーと」(notアート)、文明を持つ人類の寂しさ、そこに大浦さんが語る、荒川修作さんの「意識の拡張」の話が来て何故か涙腺が緩んでしまった
aquamarinelab
aquamarinelab@aquamarinelab
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アートなんかいらない!session2 46億光年の孤独を見た。壮大な話だった。解き放たれたアート…いつか宇宙人やAIの作品も見てみたい…
藍色🐱😷
藍色🐱😷@3n5m5PqvmXb0p4s
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まだ観た人が多くないと思うのでネタバレしてしまいそうで、内容については書きにくい『#アートなんかいらない!』。
ひと言で言うなら
#荒川修作 の「#天命反転住宅」と同じ効果を映画で実践しようとした作品 だろうか。
にこ
にこ@qinqiqiqqi
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「アートなんかいらない!Session1 惰性の王国」を見てきた
「所謂アート」が成熟し難い日本、傍ら市井から生まれてくる、生活に根ざした物事がアート的に変化していく(ラブドールのくだりめちゃくちゃ良かった)様など、アートにまつわる様々を断片的に並べる事で脳みそを揺さぶる映画、ラストが強烈!
みそにこみおでん
みそにこみおでん@misonikomioden
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山岡信貴監督の「アートなんかいらない! session1惰性の王国」を渋谷シアター・イメージフォーラムで鑑賞。優れた文明・社会批判でありアート批判。アートは必要なのか。というか必要とはなんなのか。 東京での第一部上映は今日まで。24日より第二部のみ1週間上映。 https://art-iranai.com
aquamarinelab
aquamarinelab@aquamarinelab
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アートなんかいらない!のsession1惰性の王国を見た。インタビューも興味深いけど、ツッコミテロップと脱力系ナレーションが面白かった。天命反転住宅、いつか実物を見てみたいな…
もつ
もつ@torotakusuki
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アートなんかいらない!、難しくてわからないところもあったけど面白かった!色んなジャンルの作品が出て映画自体が美術展みたいだな〜と思った
dalichoko
dalichoko@chokobo88428241
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真っ暗なシーンで #本間桃世 さんが荒川修作のご兄弟のことをつぶやくシーンで不思議と涙が出る。そして蜂研究科の冨永さんと荒川が重なった。 「#アートなんかいらない! Session2 46億年の孤独」 映画なんかいらない!,#KINENOTE http://kinenote.com/... #KINENOTE #キネマ旬報 #映画
ウメムラタカシ
ウメムラタカシ@umemu
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めちゃくちゃ面白かった。二部作続けて観たけどあっという間。インタビューされてる人の話もっと聞きたい。(あいちトリエンナーレは絡めない方が良かったかも、話がブレる。個人的にはそここそが作中に現れる惰性の王国に感じた。)
▼映画「#アートなんかいらない!」
かわいしのぶ
かわいしのぶ@kuragetravolta
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映画「アートなんかいらない!」 @ 渋谷イメージフォーラム
Session1、Session2、どちらもむちゃくちゃ面白かったです( ´ ▽ ` )ノ

SUPER JUNKY MONKEYの「何」を Session2 のエンディングで使っていただいているのですが、映画を観ると、わー ここでこの曲かー! 最高でした☆
べべ🏳️‍🌈🏳️‍⚧️ 🌻
べべ🏳️‍🌈🏳️‍⚧️ 🌻@b_ebe
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『アートなんかいらない!』序盤で犯罪者は法的に悪い事をしたが、その人の内包された心の動きが人類にとってその全てが損になる訳ではないと仰ってる人が居て本当にソレと思った。その動きを言語化できたら解明できたら同じ悲劇を防げるかも知れないもんな〜。
bonkichi
bonkichi@bonjuice
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アートなんかいらない、セッション1.2立て続けに見た。面白かった。感性の件はごめんなさいって感じになった。46キロ僕も歩きたい!
松尾貴史
松尾貴史kitschmatsuo
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#イメージフォーラム渋谷 で、
#山岡信貴 監督作品「 #アートなんかいらない 」鑑賞。
多くの人に観てほしい映画。
私は観られて凄くよかった。
今泉記念館アートステーション
今泉記念館アートステーション@rt_minamiuonuma
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先日は「アートなんかいらない!」を鑑賞しに、MonETへ。様々なエッセンスが凝縮されていて、普段自分が意識しない分野の話などアフタートークと合わせてとても楽しい時間でした。
エンディングのSUPER JUNKY MONKEYの「何」は、静寂を切り裂く叫びの様な感じがして、とても良かった。
ユリカ.eureka
ユリカ.eureka@338Eureka
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映画『アートなんかいらない!』Session1 惰性の王国&Session2 46億年の孤独 三鷹天命反転住宅に住んだ後,縄文にハマり,アート不感症に陥った山岡信貴監督が,コロナ禍の中,アート関係者34名に取材し,問いかける 人間に必要な,アートの枠組みを超え,いるいらないの外側にある"あーと"とは?
面白かった
鴻野わか菜
鴻野わか菜@WakanaKONO
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山岡信貴監督の『アートなんかいらない!』は、アートの必要性とは、アートとは何かという問題について様々なインタビュー(北川フラム、本間桃世、津田大介、大浦信行、鎌田東二など)をもとに考えていく画期的な作品です。
パンデミック、オリンピックなど、現代社会の様相も映し出しています。
Momoko Kawano * 河野桃子
Momoko Kawano * 河野桃子@momo_com
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映画「アートなんかいらない!」session1を見た。荒川修作も縄文も好きで、アートという言葉にアレルギー的な浮遊感も感じるので、session2を見ないとどこにも行けないなと(見てもどうかわからないけど)。ドキュメンタリーってなんでしょう。なんとか時間を見つけないとな…
矢田部吉彦
矢田部吉彦@yoshiyatabe
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『アートなんかいらない』全2部イメフォにて。「アート不感症者」なる一人称の語りに馴染めるかどうかのハードルはあるが、現代アートへの多くの問いかけは参考になるし証言者のコメントは示唆に富んで面白い。公的面から自意識まで、ごちゃ混ぜと見るかこれもアートと見るか。映画自体も問いかける。
やる気ゼロリーマン
やる気ゼロリーマン@ponka2
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『アートなんかいらないSession1惰性の王国』自分は縄文にハマってからアートに限らず「そうならざるを得なかった」わけではないモノにグッとこなくなったので靄が晴れた。単純な要否ではなく「アート」と呼ばれているモノが何なのか。まさに惰性の王国。ちょっと時間を置いてからSession2を見たい
へんてこまい@9月は四ツ谷アート展
へんてこまい@9月は四ツ谷アート展@maipace315
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アートなんていらない! session1を見た!映画の中での問いかけが自分の中にもある事に気づく。いろんな角度で面白い映画。session2も見に行く!
上映後の山岡監督のアフタートークをきいて、なんか💡っとした。この命生かされるのではなく、100%全力投球で生きる!と感じた🌟👍
dalichoko
dalichoko@chokobo88428241
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なんというか、とにかく驚いた。 映画レビューを投稿しました。 「アートなんかいらない! Session1 惰性の王国」 - オチがすごい。驚いた。 ,KINENOTE http://kinenote.com/main/public/… #KINENOTE #キネマ旬報 #映画
kemji
kemji@kemji41
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観てきました!現代アートの虚構と過大する自意識に憤りを覚えた"アート不感症"の映画監督が、自らの足を使いながら人類の歴史と芸術の可能性を思索する3時間。山岡監督にインタビューしてきましたので近日UPします!#アートなんかいらない しかし益々縄文の力を感じますね…
マエソワヒロユキ
マエソワヒロユキ@maesowan
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おはようさん。はれ。
映画"アートなんかいらない"面白くて難しくてチクチク痛い映画だった。
帰りに聴きたくなったのは矢野顕子さん"JAPANESE GIRL"。こうする理由?知らんよ。て感じが素敵。これがアートか。
"丘を越えて"の変拍子部分いいなぁ。たまには歩くリズムに変拍子入れて皆健やかに。
オオムロ
オオムロ@omurot
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『アートなんかいらない!』Session 1【惰性の王国】観てきたよ。ちょっと興味あったんだよね。以前から自分なりにモヤモヤしてることに、意外な動機からアプローチしてる。そのへん考えたコト無かったなーっていうアングル貰うだけでおもしろい。後編も早めに観るよ。
∞音∞ a.k.a. 風*月
∞音∞ a.k.a. 風*月@fuhgetsu
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この命題は、20数年前、アート活動に明け暮れていたときからつきまとう問題だった。
アートが面白くないから、自分でつくっていたのだ。
アート作品を生産あるいは再生産することがアーティストの宿命のようになってしまったことに気づき、あるときからアート作品をつくらないアーティストに転向した。
瀬川泰和(TVディレクター)🍉
瀬川泰和(TVディレクター)🍉@hoshino_suke_
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映画『アートなんかいらない!』前後編。縄文にハマるうちにアート不感症になった山岡監督が「アートとはなんぞや?」と様々な取材を重ねていく。それが今日的で、多角的。知らない事も多く飽きのこない面白さ。モノクロ画面は不感症ゆえの色の喪失?やはり私が見るべき映画だった。観て良かった!
phonograph
phonograph@phonogr96824803
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「アートなんかいらない」を観た。
表現の不自由展についての所感は監督と同じなのかな。かの展示は分かり易過ぎるのが、学生の小論文みたいで辟易した。共感はするしどちらかと言うと支持するけど、ナイーヴ過ぎる感じがしたから。かと言って高尚な現代美術にも辟易するけど。
Minato Suzuki(すずきみなと)
Minato Suzuki(すずきみなと)@Minart_Suzuki
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「アートなんかいらない!」をイメージフォーラムで観た。
縄文やラブドールの話、いわゆる「用の美」のことなのだと思う。
その足で森美術館「地球がまわる音を聴く」にも行って、図らずも生活の美のようなものについて考えた日曜日だった。
生活、、
藤岡みなみ
藤岡みなみ@fujiokaminami
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「アートなんかいらない!」を観た衝撃をまだまったく言葉にできないんですが、とにかく面白いということをまず伝えたいです。。脳が喜びます。イメージフォーラムで公開が始まったそうです。
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イントロダクション

疑問が満載なので、
アート
について考えてみた

疑問が満載なので、
アート
について考えてみた

「あいちトリエンナーレ2019」での『表現の不自由展・その後』の展示中止事件から程なくして、全世界的なパンデミックが始まった。日本全国で不要不急が叫ばれ、美術館をはじめとするアートの現場の閉鎖が相次ぐと、アートの存在意義についてさまざまな意見が飛び交い、時にはアート不要論も叫ばれるようになる。そこから日本人にとってアートとは何なのかについて考察する2部作にわたる、この映画の旅が始まった。

出演は「大地の芸術祭」総合ディレクターの北川フラム、ジャーナリストの津田大介人工知能美学芸術研究会らのアート関係者30名以上の他、”影からの声”として美術評論家の椹木野衣が参加。印象的なナレーションは作家・パンク歌手の町田康が務めている。

アート:

1 芸術。美術。「ポップ—」

2 「アート紙」の略。

(デジタル大辞典より)

Session1

惰性の王国

アートはどこで道を踏み外したのか

アートはどこで
道を踏み外したのか

「越後妻有大地の芸術祭」はなぜ世界有数の芸術祭となったのか?「あいちトリエンナーレ2019」で見えてくる日本におけるアートの現状は?また、パンデミックの中、ドイツでは「アートは生命の維持に必要不可欠」と言われているとの報道に、色めき立つ日本のアート関係者も多かったが、それは果たして日本でも同じだと言えるのか?

これらの出来事と並行して、20世紀アートの頂点と言われるマルセル・デュシャンの「泉」(小便器にサインしただけのレディメイド)とは何だったのかを見つめ直しつつ、デュシャンとの親交も深く、ニューヨークのグッゲンハイム美術館で日本人初の個展を開くにまで至った荒川修作がなぜアートを完全に捨てるに至ったのかを検証し、アートの限界を見極めていく。

Session2

46億年の孤独

壊れているのはアート? それとも人間?

壊れているのはアート?
それとも人間?

アートに限界があるならそれはどこから産まれ、それをどのように超えることができるのかを探る旅。

アートセラピーにおける絵画の役割にはじまり、過激な身体改造によって回復される人間性やハチと話をしながら共同で奇妙な造形物を創りつづける蜂研究家、さらには自意識を持った人工知能が作るアートの可能性など、アートからはこぼれ落ちてしまった「いる」「いらない」を超えたものたちが作り出す未知の世界。これは失われてしまった別のアート史か?あるいはアートを破壊してしまうものなのか?

ラスコーの洞窟壁画以来、アートが本来持っていた”わかりえない他者とのコミュニケーションツール”という本質と見つめ合うことは、500万年の人間の歴史の再起動を意味することになるのかもしれない。

映画の中からピックアップ

出演者の発言集

倉本美津留

放送作家

笑いとアートの差なんて
そんなにないやんけ

北川フラム

アートディレクター

小学校に入っている子供たちの
3分の1ぐらいが美術が嫌い

津田大介

ジャーナリスト

あいちトリエンナーレの参加作家の男女比が
「6:4でものすごく多いですね、女性が」
って聞いたとき、僕は「ん?」って
引っかかったんです。

あいちトリエンナーレの参加作家の男女比が「6:4でものすごく多いですね、女性が」って聞いたとき、僕は「ん?」って引っかかったんです。

本間桃世

アラカワ+ギンズ東京事務所

思想哲学がある建物ってお金は生まないんだな

人工知能美学 芸術研究会

草刈ミカ

AIがもっと汎用的に賢くなっても
芸術家は最後まで残ると言われているけど、
わたしたちはそれすら疑ってて

AIがもっと汎用的に賢くなっても芸術家は最後まで残ると言われているけど、わたしたちはそれすら疑ってて

中ザワヒデキ

芸術はもともと不要なんだから
一層不要になるだけなんじゃないの

キャスト

相馬千秋

アートプロデューサー

工藤安代

アート&パブリック協会理事

倉本美津留

放送作家

北川フラム

アートディレクター

津田大介

ジャーナリスト

平芳幸浩

京都工芸繊維大学教授

天川彩

作家/プロデューサー

小林國雄

小林國雄

盆栽作家

工藤シンク

サイハテ村発起人

本間桃世

アラカワ+ギンズ東京事務所代表

小室弘毅

小室弘毅

関西大学准教授

大浦信行

大浦信行

映画監督/美術家

岡本有佳

岡本有佳

表現の不自由展実行委員

藤野一夫

芸術文化観光専門職大学教授

木田真理子

ダンサー

土屋日出夫

土屋日出夫

オリエント工業社長

靏久暢行

造形師

M.K.

M.K.

ドールメイク師

大澤瑞紀

ドールディレクター

富永朝和

蜂研究家

太田忠

太田忠

なまはげ館解説員

光島貴之

光島貴之

アーティスト

広瀬浩二郎

国立民族学博物館准教授

リー智子

リー智子

アーティスト

関野吉晴

関野吉晴

冒険家

鎌田東二

鎌田東二

宗教学者

ケロッピー前田

ケロッピー前田

ジャーナリスト

大川ふみ

大川ふみ

臨床心理士

郡司ペギオ幸夫

早稲田大学教授

人工知能美学
芸術研究会

アーティスト

佐治晴夫

佐治晴夫

宇宙物理学者

登場順、敬称略

ナレーション

町田 康

作家。1962年大阪府堺市生まれ。 20歳ごろより音楽活動を始め,後,小説に転じる。『きれぎれ』で 芥川賞受賞。『くっすん大黒』『告白』『ギケイキ』など著書多数。 近著に『男の愛 たびだちの詩』『ふたつの波紋』(伊藤比呂美氏との共著)など。 「宇治拾遺物語」の口語訳なども手掛ける。

スタッフ

影からの声

椹木 野衣

美術批評家。 山間の秩父に生まれ、京都の同志社で哲学を専攻。 のち東京に移り、1991年に最初の評論集『シミュレーショニズム』(1991年、増補版=ちくま学芸文庫)を刊行、批評活動を始める。 おもな著作に『日本・現代・美術』(新潮社、1998年)、『戦争と万博』(2005年)、『後美術論』(2015年、第25回吉田秀和賞)、『震美術論』(2017年、平成29年度芸術選奨文部科学大臣賞、いずれも美術出版社)ほか多数。 キュレーションした展覧会に「アノーマリー」(レントゲン藝術研究所、1991年)、「日本ゼロ年」(水戸芸術館、1999–2000年)、「平成美術 うたかたと瓦礫(デブリ) 1991–2019」(京都市京セラ美術館、2021)ほか、監修に『日本美術全集 19 拡張する戦後美術』(小学館、2015年)などがある。 1985年の日航機123便御巣鷹の尾根墜落事故を主題とする戯曲に「グランギニョル未来」(2014年)、福島の帰還困難区域で開催中の“見に行くことができない展覧会”「Don’t Follow the Wind」では実行委員を務め、アートユニット「グランギニョル未来」(赤城修司、飴屋法水、山川冬樹)を結成、展示にも参加している。

エンディングテーマ

「何」
SUPER JUNKY MONKEY

1993年にCBGB(NY)でライブを行ない、翌年インディーズでライブ盤をリリースしSONY RECORDSよりメジャーデビュー。国内・海外でライブを積極的に展開し、日本人で初めてMTVのジングルを制作、アメリカの音楽業界誌Billboardの表紙を飾り、同時代の日本のバンドに大きな刺激を与えた。1999年、活動休止。2010年、FUJI ROCK FESTIVALに出演。2015年、LIQUIDROOMでイベント開催。2019年、CLUB251で2daysイベント開催。 ≫YouTube  ≫Instagram  Facebook

監督

山岡 信貴

1993年に初長編映画「PICKLED PUNK」を監督。ベルリン映画祭ほか多数の映画祭に招待上映される。以後も実験的なスタイルを貫きながら定期的に作品を発表し続けつつ、携帯電話キャリアと共に視覚の心理状態への影響の研究やデバイス開発等、サイエンスの分野にも積極的に取り組んでいる。2013年にはロサンゼルスのIndependent film makers showcaseにて全長編作品のレトロスペクティブが開催された。
2010年からドキュメンタリー映画の分野にも進出し、「死なない子供、荒川修作」「縄文にハマる人々」「トゥレップ ー海獣の子供を探してー」などを発表。「縄文にハマる人々」と新作ホラー映画「センチメンタル」ではルミエール・ジャパン・アワード優秀作品賞を受賞する。

山岡監督からのコメント

「アートなんかいらないんじゃないっすか、以上!」と言ってればOKな世の中なんだと思いますが、アートに興味を持てなくなった自分が、じゃあそこでいう「アート」って何だろう?とか、「いる」とか「いらない」ってそもそも何?とか、立ち止まって考えてみた結果がこの映画です。「いらない」と思っているものを「いらない」と述べるためだけの映画なんて「お前が一番いらんがな!」と叱られそうですが、パンデミックでいろんなものが止まってしまった状況もあって生まれたものなので、人間というものの珍妙さを観察するには興味を持っていただけそうなものができたかなと思っています。

この映画をよく知るための

キーワード

マルセル・デュシャン
(1887-1968)

フランス出身の美術家(1955年、アメリカ国籍を取得) 既製品を芸術作品としてそのまま用いるというレディメイドの発案者として知られ、油彩画の制作は1910年代前半に放棄。チェスの名手としても知られた。

『泉』

小便器を倒し、”R.Mutt”という署名をした、マルセル・デュシャンによる作品。1917年の『ニューヨーク・アンデパンダン』展にて無審査で展示されるはずが拒否され現在も行方不明。20世紀のもっとも影響を与えたアートの1位にランキングされることも多い。

荒川修作+マドリン・ギンズ

アーティストから後にコーデノロジストを名乗り、科学・芸術・哲学の統合を目指した。日本人で初めてニューヨークのグッゲンハイム美術館で個展を開くが、コーデノロジストになってからは絵画を一枚も描くことはなく、アトリエにさえ出入りしていない。代表作『意味のメカニズム』『遍在の場・奈義の龍安寺・建築する身体』『養老天命反転地』『三鷹天命反転住宅』

『遠近を抱えて』
(1982-1985)

大浦信行氏による全14点の版画連作。大浦氏の自画像として制作されたが昭和天皇の肖像を使用していたことから富山県立近代美術館で問題となり、同館では非公開が決定。作品が掲載された図録も焼却された。その後も議論を起こし続けている。さらに大浦氏は自身の映画作品のコラージュ映像を作成し、『表現の不自由展・その後』で『遠近を抱えてpartⅡ』として展示。『遠近を抱えて』を焼却するシーンが昭和天皇の肖像を焼いたという表現を用いて広がり、あいちトリエンナーレ2019での『表現の不自由展・その後」閉鎖の一因となった。

「ハチ博物館」

長野県中川村にある、蜂研究家の富永朝和氏による博物館。展示内容は通常想像される博物館とは大きく異なり、富永氏と蜂の共同作業による蜂の巣の作品が展示されている。特に世界最大の蜂の巣は、通常1匹でしか巣を作らない女王蜂に共同作業をさせることで作り上げた世界でも珍しいもの。富永氏によるとこれら全ては”蜂と話ができるからなしえること”らしい。

自意識を持った人工知能

現在の人工知能には自意識がないと言われているが、将来的に自意識を持った場合の対応やその際の人工知能の権利について取り沙汰されつつある。ただし、今の技術では実現は不可能であり、シンギュラリティと人工知能が自意識を持つかどうかは別の問題である。

アーティストは生命維持に
不可欠

アーティストは生命維持に不可欠

2020年3月のコロナパンデミックが広がった直後、ドイツのモニカ・グリュッタース文化相は「アーティストは生命維持に必要不可欠な存在」と断言し、大幅なサポートを約束した。「アーティストのクリエイティビティは危機を克服するのに役立ち、未来のために良いものを創造するあらゆる機会をつかむべきである」との発言もあり、日本でもその言葉に勇気づけられた人は多かった。

カチーナ

ネイティブ・アメリカンの部族の一つであるホピ族(「平和の民」という意味)が信仰している精霊的な存在。困難な生活環境にあったホピ族を救うために現れたという伝承があり、今でも毎年の儀式の際にカチーナに扮したり、姿を形取った人形が贈られたりする。カチーナにはざまざまな姿があるが、ユニークなその造形には全て意味があり、自由奔放に作られたものではない。

縄文文化

およそ1万5千年まえから1万2千年前までの日本列島で1万年以上続いたとされる文化の総称。特に知られているのが土偶や土器の世界的にもユニークな造形であるが、なぜそのような形をしているのかについては解明されていない。派手な装飾のある土器も現在でいう美術品ではなく煮炊きの跡があり、生活用品として使われていたことから、生活と信仰が密着していた文化状況が予想されると言う説もある。

#芸術祭 #越後妻有アートトリエンナーレ #あいちトリエンナーレ2019 #地方創生 #公共芸術 #表現の不自由展・その後 #遠近を抱えて #Jアート・コールセンター #アートネイチャー #炎上 #マルセル・デュシャン #泉 #レディメイド #笑いとアート #パブリックアート #ラスコーの壁画 #人工知能 #第二次世界大戦 #縄文 #ニューディール政策 #ソーシャルエンゲージアート #ナショナリズムとアート #戦争とアート #アドルフ・ヒトラー #芸術の自律性 #荒川修作 #アウトサイダー・アート #アートセラピー

予告編

劇場情報

9月1日

東 京

終了しました

2022年8月20日〜9月30日

東 京

Session1が9/23、Session2は9/30まで

トークイベント

8月20日(土) 10時45分の回終了後(Session1)

山岡信貴(本作監督)

8月20日(土) 21時15分の回終了後(Session2)

ケロッピー前田さん(身体改造ジャーナリスト)×山岡信貴(本作監督)

8月21日(日) 10時45分の回終了後(Session1)

岡田有佳さん(「表現の不自由展」実行委員)×山岡信貴(本作監督)

8月21日(日) 21時15分の回終了後(Session2)

山岡信貴(本作監督)

8月27日(土) 10時40分の回終了後(Session1)

本間桃世さん(荒川修作+マドリン・ギンズ東京事務所代表)×山岡信貴(本作監督)​

8月27日(土) 15時05分の回終了後(Session2)

山岡信貴(本作監督)

8月28日(日) 10時40分の回終了後(Session1)

山岡信貴(本作監督)

8月28日(日) 15時05分の回終了後(Session2)

人工知能美学芸術研究会(中ザワヒデキ+草刈ミカ)×山岡信貴(本作監督)

9月4日(日) 13時05分の回終了後(Session1)

山岡信貴(本作監督)

9月4日(日) 15時10分の回終了後(Session2)

大浦信行さん(映画監督/美術家)​×山岡信貴(本作監督)​

9月8日(木) 15時10分の回終了後(Session2)

椹木野衣さん(美術批評家)×山岡信貴(本作監督)

4月1日13時〜

東京

<アートなんかいらない!Session 1 >上映会&山岡信貴監督アフタートーク

6月17日

東 京

アフタートーク&ポストカードプレゼント

6月24日

東 京

アフタートーク&劇場用パンフレットプレゼント

8月20日​

東 京

2022年10月22日(土)・23日(日)

北海道

・12:00受付開始 
・12:30上映開始[Session1(98分)・Session2(89分)] 
※途中10分間休憩
・15:50終了予定

5月3日10:00〜

福 島

入場無料(先着来場特典:劇場用パンフレット)
監督によるアフタートーク開催

2022年9月2日

新 潟​

上映後、山岡信貴監督によるアフタートークが予定されています

開場:17:30から 開始:18:00
会場:越後妻有里山現代美術館MonET
チケット:1,500円(MonET入館料、鑑賞料、アフタートーク込み)

2022年10月23日〜11月5日

神奈川

2022年10月1日〜10月21日

愛 知

トークイベント

10月1日(土) Session2 終了後

山岡信貴(本作監督)

5月27・28日

岐 阜

5月27日13:00〜15:30 Session1
5月28日13:00〜15:30 Session2
会場:養老公園 こどもの国 こどもホール
要申込/参加費各日¥1,000/定員各日100名

9月9日&10日

石 川

2024年3月20日

石 川

アフタートーク:山岡信貴(本作監督)

3月17日~30日

京都

トークイベント

3/18(土) 13:50の回 上映後

光島貴之さん(出演・美術家/鍼灸師)✕ 山岡信貴(本作監督)

3/19(日) 13:50の回 上映後

平芳幸浩さん(出演・京都工芸繊維大学教授)✕ 山岡信貴(本作監督)

2023年2月11日〜

大阪

先着でオリジナルポストカードをプレゼント

トークイベント

2/11(土)14:35の回〈Session2〉上映後

山岡信貴(本作監督)

2/12(日)14:35の回〈Session2〉上映後

小室弘毅さん(関西大学 人間健康学部 准教授)✕山岡信貴(本作監督)

追加上映 3月4日〜10日

大阪

トークイベント

3/4(土)19:15の回 上映後

山岡信貴(本作監督)

3/5(日)19:15の回 上映後

山岡信貴(本作監督)

10月31日

大 阪

近畿大学・文芸フェスタ

アフタートーク:山岡信貴(本作監督)

2024年1月27日

大 阪

入場無料

アフタートーク出演者:山岡信貴(本作監督)x三村尚彦(関大教授)x小室弘毅(関大准教授)

申し込みはこちら(事前申込み制)

2022年9月23日

兵 庫

13:30 Session1 「惰性の王国」

上映後トークイベント
藤野一夫さん(芸術文化観光専門職大学教授) × 木田真理子さん(バレエダンサー・芸術文化観光専門職大学 准教授) × 山岡信貴(本作監督)

16:00 Session2 「46億年の孤独」

上映後トークイベント
藤野一夫さん(芸術文化観光専門職大学教授) × 木田真理子さん(バレエダンサー・芸術文化観光専門職大学 准教授) × 山岡信貴(本作監督)

6月10日〜17日

兵庫

トークイベント

6/11(日)15:20の回〈Session2〉上映後

藤野一夫さん(本作出演者/芸術文化観光専門職大学教授/神戸大学名誉教授)✕山岡信貴(本作監督)

トークイベント

北川フラムさん(アートディレクター)✕ 山岡信貴(本作監督)

2024年2月18日

愛 媛

4月27・28日

愛 媛

14:00- Session1 惰性の王国 (98分)
16:20- Session2 46億年の孤独 (88分)

4月7日〜9日

高知

8日9日は山岡信貴監督によるトークイベントが予定されています

6月2日〜12日

岡山

2022年10月7日〜13日

福 岡

1週間限定上映

2022年10月22日〜10月30日

大 分

トークイベント

10月23日(日)

山岡信貴(本作監督)

関連商品

『アートなんかいらない!』 映画公式パンフレット

定価:600円(税込)*送料無料

オールカラー・B5サイズ・28ページ。

コンテンツ
・ストーリー
・出演者紹介
・スタッフ紹介
・監督インタビュー
・『影からの声 ー パンデミック下での山岡監督との新作映画をめぐる対話と予期せぬ旅について』椹木野衣
・キー・トピックス

映画「アートなんかいらない!」

2021年度作品 カラー DCP

上映時間

Session1: 98分 Session2: 88分

映倫G

制作:リタピクチャル

配給協力・宣伝:プレイタイム

文化庁「ARTS for the future!」補助対象事業

©︎2021 リタピクチャル

 

お問合せ: movie@art-iranai.com

SUPER JUNKY MONKEY

profile

Super Junky Monkey are a gutsy, innovative band of four Japanese women that began playing in 1991. Singer Mutsumi “623” Takahashi, guitarist Keiko, bassist Shinobu Kawai, and drummer Matsudaaahhh!!! released the first Super Junky Monkey album, the all live indie release “Cabbage,” in 1993. The album showed their unique and furious, yet fun, brand of jazz, funk and hip-hop-spiced grunge rock, which some compared to the Red Hot Chili Peppers and Rage Against The Machine. The band had serious chops as musicians, often playing intricate and sometimes odd musical parts, and had a dynamic front person in Mutsumi. The band and the album gained critical acclaim, which resulted in their second album, 1994’s “Screw Up,” being released by Sony, which did not in any way tame the band’s adventurous character or provocative lyrics, which were often in English. In 1993, Super Junky Monkey played CMJ’s Music Marathon in New York and went over quite well. In 1994, the then leading English language magazine in Japan, Tokyo Journal, named them “Band of the Year”. In 1995, the band released the EP “AIETOH” and played the Foundation Forum, a “hard music” convention held in LA, where they were perhaps
the most talked about band of the event. They also had their first American release in 1995. The band continued with Sony for two more albums, “Parasitic People” and “Super Junky Alien,” which were progressively weirder and wilder. They continued to split their time between the US and Japan, and in 1996 again played in New York. In 1997 the band was basically inactive.
However, things started to pick up again in 1998. They played dates in Japan with American all-woman punk band L7 and began recording demos. On Dec. 24, 1998, the band was to play their last show with the original line-up. To the shock and sadness of many, especially within the indie music community, Mutsumi died on Feb. 5, 1999; this was to be the end of the original lineup of Super Junky Monkey.
A tribute to Mutsumi was held on May 9, 1999, and subsequently a retrospective album called “Songs Are Our Universe” was released on 3rd Stone Records.
On June 20th, 2009, 10 years after the death of Mutsumi, Keiko, Shinobu and Matsudaaahhh!!! played together on stage at the Liquid Room in Ebisu, Tokyo.
They played together again on Red Marquee Stage at FUJI ROCK FEST.2010, LIQUIDROOM Tokyo 2015, and Club 251 Tokyo 2019.

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